ドクターに技術がないために
「大人だからもう矯正治療は出来ない」「裏側矯正(舌側矯正)は全ての治療に使えるわけではない」
「裏側矯正(舌側矯正)は治療期間が長く、ちゃんと治らない」などの誤った説明や
「絶対に歯を抜かない」などの偏った治療を行うドクターが頻繁に見受けられます。
矯正治療は低料金と言っても数十万円の費用と、年単位の時間が必要です。それで結果が伴わないのでは報われません。
矯正治療は虫歯と違い緊急性が高いわけではないので、しっかり吟味したうえで矯正歯科を選び治療を開始しましょう。
歯科医師免許を持っている歯科医師は、一般歯科、小児歯科、口腔外科、矯正歯科、審美歯科など、どれでも診療する事ができます。そのため、歯科医師が専門としている科目と、実際に診療している科目が一致しないことがあります。そこで、歯科医師の専門性と、医療技術の向上を目的に、学会が運営する認定医制度や専門医制度がございます。
矯正専門(矯正専門医)と開業していても、単に専門で開業しているだけであって、下記に示す学会が認める専門医ではない場合、十分注意が必要です
(学会へリンク)日本矯正歯科学会 日本成人矯正歯科学会 日本舌側矯正歯科学会
※注意※ 一日だけの講習会や数名の研究会で、認定医、専門医、独自の資格にご注意
歯科矯正治療には十分な知識と臨床経験が必要となります。高額な治療になりますので知識・経験が多い専門医を選択しましょう。
認定医・専門医については矯正専門(専門医)開業しているだけではなく日本矯正歯科学会や日本成人矯正歯科学会が認定した認定医・専門医であるか確認が必要(矯正歯科を選ぶには専門医の方が知識経験が豊富である)
裏側矯正(舌側矯正・リンガル)は難易度が高く、裏側矯正(舌側矯正・リンガル)は通常の矯正治療より技術的に難易度が高いためにすべてのドクターが治療できるものではありません。
日本舌側矯正歯科学会で、認定医、専門医を確認。
外側から矯正治療がをする裏側矯正(舌側矯正)は、ほとんどの方が矯正治療が可能ですし、治療期間も、外側からの矯正治療と変わらない期間で矯正治療が可能です。場合によっては外側からの矯正治療より短期間で同じ治療結果が得られ瑠場合もあります。
(学会リンク)日本舌側矯正歯科学会
ご自身の矯正治療の希望を伝え、詳しい矯正治療の説明を矯正専門医から十分に聞くことが大事です。
また、その説明の中には、治療の内容、しっかりした矯正治療計画(どの時期に何をして・・・また抜歯・非抜歯など)、その計画からの治療後のシミュレーション、治療の期間、費用、矯正治療のリスクなどを十分に聞く事が大切が大事です。(患者様とドクターがよく話し合う・など)
インフォームドコンセント(正しい情報を得た上での合意)を重視した姿勢の矯正歯科医院を選ぶこと
リスクをしっかり確認
虫歯の発生の可能性、歯周病の可能性、歯根吸収の可能性など
患者様を引きつけるだけでの宣伝には要注意
抜歯をしないなど偏った治療、・・・だから安心、早い、安い、痛くないなど間違った治療の説明に注意